旅行 DAY03

引き続き旅行記です。
 
DAY 03 ランカウイは楽園。
朝方サッと雨が降ったらしいけど、僕は爆睡していたので見てない。
起きたら朝食がルームサービスで部屋に用意されていた。
アメリカンスタイルの朝食で、オムレツ、ハッシュドポテト、ターキーハム、ソーセージ、パン5種類くらい、そして生搾りのジュースとフルーツ。とても美味しかった。
食後に昨日は暗くてぜんぜんホテルの様子がわからなかったので、探検散歩に出る。
ヤバイ。このホテルヤバイ。
まず、敷地が広大。プライベートビーチが数キロあり、プールは3つ(うち2つはプールバーつき)、レストランが3軒、読書室にスパ施設、ジムまである。
全体的につくりは開放的で、ロビーなんて壁すらない。

宿泊棟はドーナツを半分に切って少し離して置いた感じで、そこからはビーチもプールも近い。
ドーナツの穴の部分には、アジアン南国風の植物が茂っている中庭で、小さな海水プールがある。ロビーから中庭方向を見ると、奥に海が見えて小さな島が浮かんでいる。
潮がひいたときには、島まで続く浅瀬が出現するそうで、滞在中にそのチャンスがあるかスタッフに聞いてみたら、滞在後半の夕方にいけるよ、とのことで楽しみ。


宿泊棟から近いサンセットプール。50mはゆうにある大きなプールで、ビーチと近いせいか海と繋がって見える。
このプールはちょうど日が沈む方向を向いていて、その名の通り太陽が沈んでいく様子が楽しめるらしい。
もう一つの大きなプールもそうなんだけれど、絶えず水がジャバジャバ溢れるように作ってある。落ち葉やゴミが溜まらないし水もすごく綺麗なのはいいけど、贅沢だなぁ、なんて思ってしまった。

こっちはサンズプール。大人専用のプールで、軽食と飲み物を提供する小さなレストランがついている。
これが便利で、遊んでいてのどが渇いたりお腹が減れば、スタッフに注文を言えばすぐに持ってきてくれる。プールサイドのベンチに小さな旗が用意してあって、これを立てるとスタッフが見つけて用事を聞きに来てくれる。ジュースは全部生搾りだし、サンドイッチなんかも美味しい。滞在中はずいぶん利用した。

プライベートビーチ。
白い砂浜が延々続いている。見える範囲全部ホテルのプライベートビーチ。結構幅も広いビーチなので、場所取りに苦労するなんて事は全くない。海は遠浅だけど、干満の差が2m以上あるので、満潮時は入るとすぐに足が届かなくなる。
立っている旗がグリーンの時は入ってOK。赤い旗の時は基本的に危険なので入ってはいけない。

昼食をホテル内のレストラン「サンズ」でとって、午後からはケーブルカー観光へ。
タクシーをチャーター。3時間チャーターしても2000円ちょっと。安い。
ホテルから30分ほどで到着。

標高700mほどの山に、結構な急角度でケーブルカーがつくってある。
途中駅と頂上駅があり、それぞれ展望台がある。ちなみに乗車賃は往復で数百円。これも安いと思った。

頂上駅の展望台。人は多くなくまばら。ほとんどが海外からの観光客だと思う。写真を撮りあいっこしたカップルは、インドからのハネムーンで来たといっていた。そういえばホテルでもインド系っぽい人が多かった気がする。近いし、物価もそんなに高くないからかな?
展望台からは絵はがきのような眺め。天気が良ければ、なんとタイが見えるらしい。すごいー。

無事ホテルへ帰ってきてからは、少し休んでスパでアロマテラピーマッサージを受ける。前日に予約しておいた。
ちょっとケバいおねぇさんがやたら愛想良く受付してくれて、アロマオイルを選んだら50分の至福のトリートメント。
正直エステとかマッサージとかほとんど受けたこと無いけど、ものすごく気持ちよかった。気持ちよすぎてすこしよだれを垂らした気がする。
スパで全身弛緩しきったところでご飯。これも前日に予約しておいたホテル内のレストラン「ザ・ルー」。
このレストランだけはドレスコードがあると聞いていたので、日本からちゃんと襟付きの服とズボンを持ってきた。
料理はマレーシア流フランス料理で、難しいメニューをあきらめて、セットのフルコースを頼んだ。
テーブルは屋外2階のビーチが見える場所。思ったより風があって、涼しかった。途中から外は真っ暗になってしまった。
肝心の料理だけど、これがイマイチ。どの料理もちょっとずつおかしい感じだったので、きっとシェフの味覚と僕の味覚が合わなかったんだろう。インターネットでの評判も、そんな感じだったので納得。スタッフのサービスや店の雰囲気は最高だっただけに残念。以降は他のレストランを利用することにした。
部屋に戻ったらリネン類などが交換されていて、冷蔵庫の中も補充されている。そういえばはじめの説明で、1日2回、昼と夕方にハウスキーパーが入ると言っていたな。チップはお昼だけでいいのかしら?まあいいか。
充実の1日を過ごして、大きなベッドで就寝。
ああ、ランカウイは楽園だ。