PS3やっぱダメだった。

ディスク読み込みが不調だったMyPS3ですが、はじめはブルーレイだけ読み込めなかったのに、DVDもCDも読み込みできなくなりました。
ソニーのサイトで見てみると、ドライブ交換で修理見積もり約10000円。
高いなぁ。新品29000円くらいなのに。
まずはレンズクリーナでも試してみようと思って買ってきたけど、レンズクリーナのディスク自体を認識させることができず断念。
で、結局保証が受けられなくなるのを覚悟でバラしました。
分解は意外と簡単。特に苦労もなくバラしていけました。
ガワのトップパネルを外して、モナカ割りになっている筐体を分割、中身とご対面。
ドライブ部分をすぐに取り外せて、だいたいの構造把握。
正直思ったより中はスッキリです。特に下半分は巨大なファンが場所をくっています。
中身が見える状態のままディスクを入れてみると、ディスクが回転していない様子。
こりゃモータの焼き付きか回路的な問題だなぁと半分あきらめつついじくり回してみる。
結果、無理。だめぽ。モータは基盤に直付けなのでいじりようがない。オワッタ。
 
えーいどうせなら徹底的に分解してやるーと分解モードに。
ドライブの下に巨大なヒートシンク発見!それもはがしていくと、メイン基盤がこんにちは。
見えたぜCELLチップ!これがPS3の頭脳だ!なんかすごいぞCELL!
本体寝かせて向かって左側、HDDの上あたりには大きな電源ユニット発見。ブラックボックス化されていますが、12Vと5Vの出力が有るのを確認。PCと同じだな。
一応手順はおぼえながら分解していったので元に戻せるけど、ドライブ動かないんじゃどうしようもないのでそのまま放置。
そのうちPS3のガワのなかにMini-ITXマザーボードでも仕込んで変なPCにしてみようかしら。
 
んで、PS3が無いとBD見られないので、新型PS3を新しく買ってきました。
新型は小さく軽くなってるし発熱も少ないし電気喰わないし、なによりブルーレイのDTS-HD Master AudioとDolby TrueHDのビットストリーム出力ができるので、僕のAVアンプの表示部分に「DTS−HD MA」とか表示されて気持ちいいしこれはいいものだと思った。
HDDはそのまま付け替えたんだけど、結局初期化させられました。あと、コントローラが1個増えた。
結局PS3ブッ壊れて買換えましたって話なんだけど、今時モータが壊れるのもソニーどうよ、と思いました。おわり。
 

ビットストリーム出力できるようになったので「AKIRA」BDの超絶変態的24bit/192kHzTrueHD 5.1ch(CDが16bit/44.1kHz2chだからデコードした情報量的にはその20倍近くか…)をビットストリームで再生してみたけれど、予想通り情報量の多くなるところではAVアンプのデコードが追いつかないようでノイズが出る。
これをTrueHDのままでまともに受けられるアンプはかなり限られている。「SC-LX90」(88万円)でもフルバンドフェイズコントロール併用では再生できないらしい。やっぱAKIRA変態やなぁ。
もし固定ビットレートPCMだと、音声だけでBDの容量埋まるくらいの情報量みたいだし、音声だけで18Mbpsオーバーとかアホかと。
ちなみにPS3にデコードさせてPCMで再生すれば問題ない。PS3スゲー。
どうせ100kHz以上なんて変態的な周波数の音を再生しているだけで、スピーカの限界もあるし意味無いからいっか。
「AKIRA」再生時だけはPCM出力にしないとな。